日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像
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片品村南西部に、霊峰と呼ばれる武尊山があります。その山は、前武尊、剣が峰、奥武尊の三峰がそびえています。 前武尊山頂と奥武尊山頂の2箇所に、日本武尊銅像が建てられており、前武尊の像は花咲、奥武尊の像は川場の像で、それぞれその地区を向き、見守っていると言われています。 この前武尊の銅像は、嘉永2年(1625年)下野国佐野(栃木県佐野市)で鐵像されたものであると言われており、この原図は花咲の法稱寺に保管されています。 |
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武尊山頂の日本武尊像は、その昔の伝説に基き、この山を開いた普寛行者に関した普寛講の人々の寄進により作られたもので、この像を片品村須賀川の卯八郎と言う人が一人で像を背負い、前武尊山頂まで上げたと言われています。 また、4〜5年くらい前に像が壊れたため、花咲の人々が修復し再び山頂まで持ち上げ、現在にいたっております。 |
著者:慶信館 星野武士氏
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